液晶タブレットとキーボードの共存方法

PC周辺機器
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私はお絵かき用のPCに液晶タブレットを使っています(WACOM Cintiq 22 HD)。

液晶タブレット自体の使い心地は非常に良く、随分悩んで買ったんですが非常に満足しています。

それまではWACOM intuos2 i-1220というA4正方形のヤツ(店頭には置いてなかったので直販で買った記憶がある)を使ってました。

長らくこれを使っていて特に大きな不満も無かったのですが、液タブには前から興味深々でしたね。

思い切って購入してみたところ明らかに作業効率が向上したので、むしろもっと早く思い切って買っておけば良かったと思いました。

指定したい座標をダイレクトにペンでタッチできるというのがどれだけ手間を省いてくれるか、想像できていませんでしたね。

新たな問題発生!キーボードを置く場所が無い

で、これは液タブに限らないと言えばそうなんですが、机の上にキーボードを置くスペースが無いんですね。

机の表面積を液タブが殆ど占有する上、その性質上手元ぎりぎりまで引き寄せて配置する必要があります。

普通のタブレットの場合、最悪キーボードが必要な時によっこらしょとタブレットの上にキーボードを置いて使うという事ができるのですが、液タブではそうはいかない。

また液タブの下部には、キーボードを設置できるようなスペースは一切ありません。

そして液タブの右手側にはマウスとマウスパッド、左手側には入力補助デバイスを配置しています。

これらが不要になる事は未来永劫無いと言えましょう。

そしてキーボードに関して言えば、これも絵を描く時に限らず常時必要なデバイスです。

絵を描く際もレイヤー名、パス名、ファイル名の入力といった、主に名前入力のために頻繁にキーボードを使うのです。

WACOMの液タブにはソフトウェアキーボードが付属しており、液タブの枠部分に配置されている物理的なトグルスイッチで呼び出せたりもしますが、ソフトウェアキーボードというのはとにかく使い辛く、押しなべて入力に手間がかかる。

絵描き時のレイヤー名ぐらいならまだなんとか我慢できますが、ブログを書いたりするにはとてもじゃないが耐えられません。

理想形は、

  1. 液晶タブレットの位置は一切動かさない。
  2. マウス・左手入力デバイスの操作を邪魔しない。

という状態ですが、これらを満たすとなると手段は限られます。

というか思いつくのは一つだけです。

「キーボードは普段は液タブの真下に収納されていて、必要に応じて引っ張り出す。」

さてどうしよう、といろいろグッズを探しました。

普通にデュアルディスプレイを置いて手元にキーボードを配置する分には十分な広さの机を使っているのですが、机の最も手前に液タブを置いて、さらに液タブの真下からキーボードを引っ張り出せる形にしなければいけません。

キーボードトレイは使用する机を選ぶ!

keyboardtray

「キーボードトレイ」で検索すると、既存の机の天板に取り付けるタイプの「キーボードを置くトレイを机の下でスライドさせる」ための器具が意外と発売されています。

ただ、そのどれもが、机の脚との接続部以外の天板には一切起伏が無い、完全に一枚板でないと取り付けできない仕様になっています。

というのもこのタイプの製品は、キーボードを置くトレイ部分を机の引き出しのように、天板に追加したレールを使って引き出すという作りになっています。

なので、まずトレイが移動するだけの長さのレールを天板に取り付ける必要がある。

私の使っている机は強化ガラス製であるため、額縁のように天板の裏の4辺に補助のための枠が張り巡らされているので、このようなタイプのトレイは使えない。

さらにトレイの多くは取り付ける机の天板が木製である前提で、木ネジをねじ込んで固定する仕様になっています。

これも机の天板が強化ガラスなので無理。

キーボードアームはどうだろう?

ディスプレイアームの亜種である「キーボードアーム」「タブレットアーム」と称する製品も意外と世に出回っています。

で、これらは机の天板部分をクランプで挟み込んでポールを固定し、そこにアームが組み合わさっているという仕様のものが多い。

これなら机の材質も選ばないし、クランプで挟み込む部分の天板のスペースさえ確保できれば良いので使えそうです。

keyboardarm0

ですが、これらのアームにも問題点が・・・。

何かと言うと、この類の製品は全て「天板の上」にどっかとアームを設置するという謎仕様になっています。

ディスプレイアームがそのような形なのは分かる。

本来机の上に置く物を自由自在に動かすために、机の上部にポールとアームを配置し、しかるのち机上の空間内をアームが動くのだから、ごくごく自然な仕様と言えましょう。

ですが、もともと手元で操作するキーボードがディスプレイと同じように、「机の高さより高い位置」で動き回る事に何の意味があるのか?

私が欲しいのは「机の下」の空間でアームが動き、普段は液タブの下部に隠れている状態で、必要に応じて手元に引き出せるものです。

机上の空間をキーボードが動き回るなんていう珍妙なニーズが一体どこにあるのか?全く理解できません。

とまあ行き詰ってしまったわけですが、ひとつの考えが浮かびました。

ノートPCアームを天地逆に取り付けたら・・・

正確には、ポールとクランプの部分を逆向きに取り付け、アームの位置をテーブルの天板のすぐ下に来るようにするのです。

そのようなイレギュラーな使い方が可能なのか、Amazonでヒットする商品の羅列をジッと見ながら随分悩みました。

そして選んだ手頃と思われる大きさと値段の商品がこちら。

keyboardarm02png

サンワサプライ ノートパソコンアーム CR-LANPC1

これは正確には「ノートPCアーム」という商品で、その名の通りキーボードと言うよりもノートPCを載せるための器具です。

なんでこれを選んだかというと、私が使っているTEK(Truly Ergonomics Keyboard)のサイズとぴったり合いそうだったから。

サンワサプライの商品なので、アジアのパチモン臭い製品よりは品質も期待できるだろうというのもあります。

設置した結果ですが、成功です。期待通りの状態になりました。

keyboardarm2

キーボードをある程度引き出したところ。出そうと思えばもっと手前まで出せるが、その分椅子を引いて液タブとの距離が開いてしまう。

ポール、アーム共に、しっかり固定できるので天地逆に取り付けてもビクともしません。

キーボードに手を乗せて、普通に腕の重さがかかるぐらいでは固定に何の問題もありませんし、タイピング中も安定しています。

keyboardarm1

ポールを逆にして机の角に取り付けるだけ。しっかりネジを締めればビクともしない。

難点を言えばアームの動きがそんなにスムーズではない。

まぁ値段もそこそこ安いですし、高級ブランドのディスプレイアームのようないかにも洗練されたスムーズな動きというのにはほど遠いです。

アームの硬さはネジの締め付け具合そのまんまが反映されるという感じですね。

私はあまりクネクネ動いて欲しくなかったので多少硬めに締めています。

液晶タブレットを使い、且つキーボードもそれなりにちゃんとしたものを使いたいという場合にはこのような方法もあるというご紹介です。

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いらない時はこのように収納。液タブまで体を密着できます。

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