DXRACERを買って1ヶ月程経ったのでレビューしてみる

PC周辺機器
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結構悩んだ末、DXRACERを購入しました。

ゲーム用の椅子として1ヶ月程ガッツリ使ってみたので感想を書きたいと思います。

DXRACERとは?

ゲーミングチェアとして有名なブランドです。読み方は「デラックスレーサー」だそうで。

要はゲーマー向けの椅子ですね。

ゲーマー向けと書きましたが、長時間PCに向かう人用のデスクワークチェアと考えて良いです。

「ゲーミングチェア」で検索すると、このDXRACERとAKRACINGの2択のような状況です。

両者は見た目も仕様も殆ど同じなので、個人的にはどちらでも良かったのですが、同じグレード同士で比較するとDXRACERはお値段がAKRACINGと比較してほんのちょっとですがお安めなのでこちらを選びました。

製品バリエーションが豊富だが、一般的にはFormula Series1択?

DXRACERの公式ページを見ると、現在では5種類のシリーズx3種類の材質xカラーバリエーションという製品構成のようです。

シリーズは主にサイズと材質で分類されており、カラバリはシリーズによって2~11種類と差があるようですね。

シリーズ名 サイズ 材質タイプ カラバリ種 値段
Formula STANDARD DXR/DXZ/DX-57/DX-11 2/9/9/11 ¥29,800/¥39,800/¥39,800/¥39,800
Drifting WIDE PUソフトレザー 5 ¥45,800~¥49,800
Racing LONG & STYLISH PUソフトレザー 2 ¥49,800
King KING PUソフトレザー 5 ¥59,800
Queen COMPACT ファブリック生地 2 ¥23,800

サイズが大きいほど値段が高く、材質や色(人気の色?)によっても値段が変わるのが特徴です。

Formulaだけ材質タイプが3タイプあります。

モデル名 材質 カラバリ種 値段
DXR ファブリック生地 2 ¥29,800
DXZ/DX-57 PUソフトレザー 9 ¥39,800
DX-11 ファブリック生地+PUソフトレザー 11 ¥39,800

こうやって見ると、FomulaのDX-11がカラバリが最も多いので、値段的にも1番人気なんでしょうか。

材質が、DX-11は座板と背板の1部がPUソフトレザーで、大部分はファブリック生地となっています。

ファブリック生地は通気性があるので蒸れにくいという触れ込みのようですね。

dxz-rdn-s05

これは全面PUソフトレザーのDXZ、色はレッドです。私はこれを買いました。

実物のすわり心地を確かめに家具屋へ

このDXRACERブランドは、ネットでの評判は上々です。

eSportsの会場でも、この椅子がずらっと並んでいる場面が良く見られるので、定評のある商品という事なのでしょう。

ですが、椅子なんてものはいくら口コミの評判が良くても、値段が法外に高くても、合わない人には全く合わなかったりします。

私は以前職場で、高級ブランドとして有名な某アー○ンチェア(1脚15万円ぐらいする)を使っていた事があるのですが、これがもう全く合わなくて、毎日すごく不愉快な思いをしました。

あらゆる操作レバーの造りがチャッチいせいか常にグラッグラ揺れる上、樹脂?だか何だかの塗装がすぐ剥げてボロボロになるあのオモチャが15万?

座板に当たる部分もすぐに衣服とスレてツルツルになり、尻が滑って座りにくくてたまりませんでした。

周りでも椅子の上にかける座布団的な滑り止めカバーを使ってる人、結構いましたね。

とまあ、椅子に関してはネットの評判(ステマ)ぐらい嘘八百なものは無いです。

ですので、「DXRACERって評判いいけど実際どうなんだろう。本当にいいデキなら買い替えたいな。」と思ってから随分悩んだんですが、公式ページに「実物が展示してある店舗」のリストがあり、自宅から結構近いところにある島忠家具に置いてあるという事だったので、まずは実際に座ってみねばと出かけました。。

DXRACERには最初に書いたようにカラバリを除いても8種類のバージョンがあるので、てっきりDXRACER専用のコーナーがあって、ずらっと全モデル置いてあるのかと思いきや、私が行った店舗ではDXRのレッドだけが1脚だけポツンと置いてありました。

DXRはシートの材質が「ファブリック素材」とやらで、要は布ですね。

パソコンデスクやらPCチェアが雑然と放置されている辺りに置いてありましたね。

うーん、ちょっと遠いが秋葉原まで出たほうが良かったか?と後悔しましたが、まぁともかく座ってみました。

すぐに気に入りましたね。「これはイイものだ」と。

AmazonでDXZのレッドを購入

私が買ったDXZは材質が「PUソフトレザー」とやらで、要は合成皮革ですかね。

DXRが¥29,800ぐらいで買えるところ、DXZは4万円ちょっと超えるぐらいの値段です。

家具屋で座ってみた感じ、DXRのファブリック生地も別に悪くは無かったです。

DXZは合皮になっただけでプラス1万円か・・・と思わなくもないのですが、万一飲み物とかこぼしてしまった時に布だと面倒だなぁ、と言う思いが、全面皮革のDXZを選ばせましたね。

こぼす可能性があるものは必ずこぼす、これは有名な法則ですからねぇ。

カラバリの豊富さを見る限り、1番売れてるのはDX-11(レザー+ファブリック)なんでしょうが、椅子に座ってて蒸れるのを気にする状況ってのがさっぱり想像できないので、選択肢にはなかったですね。

太ってていつも汗かいてる人用とか?

じゃあ全部ファブリック生地のDXRで良くない?

DXRACERの気に入ったところ

腰を手厚く包み込むような座り心地

座板と背板が体を包み込むように面取りされており、また、座板が奥にいくにつれ少し下向きに傾斜しています。

このため、腰がすとんと椅子の奥へ落ち込むような感覚で座る形になります。

人によってはこの感覚がイヤだ、平坦に座りたい、というケースもあるかと思いますが、そういう人は「好みに合わなかった」という事になりますので、購入前に必ず試しに座ってみる事をオススメします。

長時間PCに向かうための椅子としては、DXRACERのデザインはとても優れていると思います。

前に使っていた椅子は、クッション部分の重厚さはDXRACER以上なのに、ただ無駄に質量を食っているだけで、「実は単に尻を置いておくだけの台でしかなかった」と気づかされました。

前の椅子では徐々に姿勢が猫背になり、上半身が机とキーボード&モニターに向かって倒れこんでいくような状態で、体にずいぶん負担をかけていたと思います。

とは言え、DXRACERに座っていようと、自分は集中するとやっぱり前傾姿勢になります。

ですが、この椅子の場合、腰ごと前に滑っていく事が無いようになっており、腰の後ろに置くクッションも最初から付属しているためずいぶんと楽なんですね。

もちろん背骨を曲げるのは良くないのですが、腰=重心はズレないようにサポートしてくれている感じです。

この辺りの控えめな機能性が私には合っていますね。

某アーロ○チェアのように座板ごと前傾してしまう頭のおかしい設計ではないので、猫背になった背中は支えてくれませんが、あんな奇天烈な椅子がお望みなら15万円出して購入なされるがよろしい。

楽な姿勢で休憩できるリクライニング機能

背板を最大135度(+15度)リクライニングできます。

これが非常に嬉しいです。

ちょっと休憩したい時に大きくリクライニングさせて、足を伸ばして音楽を聴いたり、動画を見たり、Kindleで本を読んだりしていますが、リクライニング機能が無かった前の椅子とは雲泥の差ですね。

職場に泊まる際に椅子で眠る事にも慣れてしまいましたが、ここまで大きく且つ安定感のあるリクライニングができるこの椅子ならもっと快適に眠る事ができるのに、と思います。

アームレストの高さが調整可能

可動範囲は10cm程ですが、アームレストを高くできます。

これも重要ですね。

長時間のPC作業において、肘を支える機能がある肘掛と、ただの飾りでしかない肘掛では腕の疲れが全然違います。

DXRACERのアームレストの造りについては「価格の割りに必要充分」という感想です。

MADE IN CHINAなのに可動はスムーズで、変なガタやひっかかりがありません。

デザインがカッコイイ

まぁ、本来こんな事は二の次なんですが、実際部屋に置いてみると良くも悪くも目立ちますね。

私の感想は「カッコイイ」なんですが、人によっては悪い意味で浮いていると感じるかも知れません。

個人的にはゲーム開発の現場とかで、社員の椅子が全部DXRACERだったら、例えば会社見学にきた学生さんとかには印象プラスだと思うんですが。

オフィスチェアとして企業が考えた場合、DXRACERの3万~5万なんて値段は安物の部類なんで、そういった発想にはならないんでしょうかね。

正直言って、会社に入っている「その手のメーカー」製オフィスチェアって機能もしょぼく、そのくせ聞くと御祝儀価格でびっくりするような値段なんですが、どうせ仕入先とのゴニョゴニョした関係で受注してるんでしょうね。

組み立て時間は20分ぐらい

送られてくる際はパーツ毎にばらした状態で、それでも背板が大きいのと、アメリカ企業の製品なのでパッケージ自体はかなり大きいです。

日本のメーカー製品のパッケージと比較すると1.5倍ぐらい大きなダンボールがやってくると考えれば良いです。

ただ、椅子の重さ自体は「アメリカ製なんでメチャクチャ重い」なんて印象はありません。

見た目の大きさから受ける予想通りで、特にビックリするほど重くもなければ、軽くもありませんね。

組み立てですが、この手のチェアの標準的な手順ですので、特につまづく事はありません。

家具なので、もちろんちょっとした重労働なんですが、パーツの精度が悪くてものすごく四苦八苦するとか、マニュアルが意味不明で、送られてきたパーツとの対応が分からず解読に時間がかかる、といった事は一切ありませんでした。

むしろ、マニュアルに従って、絶対にアドリブを入れず盲目的に組み立てるのが正解です。

それだけマニュアルがちゃんとしているという事ですね。

こういう最適化された製品はパーツだけ見て「ああ、きっとこうだろ」と何となく組み立て始めると逆に後になって「アレ、Aパーツが邪魔でBパーツを挿し込む事ができないぞ。あっそれでこの順番で書かれてるのか!」とかいう困った事になります。

機械慣れしている人あるあるですね。

電動ドライバーの威力がすごい!便利!

こういった家具を組み立てるのは年に数回あるかないかなんですが、やはり面倒だし疲れるじゃないですか。

「椅子を組み立てる」とか「古い椅子を捨てるために分解する」とか、考えただけでブルーになりますよね。

私は今回、別件で買っていたハンディ充電式の電動ドライバーをDXRACERの組み立てに、ドライバー用途として初めて使ってみました。

もともとはちょっとしたドリルの用途で買ったんですよ。

これね、ホントに手の平サイズで、充電もUSBプラグからです。

で、使う前は「どうせこんな物、PC基盤とかには使えるだろうけど、家具用の大きなネジだと非力過ぎて微動だにせず、ボタンを押した瞬間に『ウィッ・・・』とかモーターが鳴いて停まるだろう」と高をくくっていました。

ダメ元で「あー椅子の組み立て面倒臭いなー。電動ドライバーとか使えないかなー。」と試したのですが、これがびっくり、一瞬でネジが締まりました。

正直、予想外にパワフルで、家具用の太いネジがホントに1秒ぐらいでウィウィン!と奥まで締まり「え?大丈夫なのこれ?」と思うぐらいあっさり終わります。

組み立てがあっさり終わったので、そのまま古いほうの椅子を分解したのですが、電動ドライバーは当然大活躍でした。

まぁ、そんなにお安いものではないのですが、家具系の組み立てを前にブルーになるあの感じが今は全く解消されてます。

私が買った物は小さくて専用の収納ケースがついており、邪魔にもならない(iPadの箱に収まるぐらいのサイズ)ので、本当にあって良かったと思いましたね。

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リクライニングの動作がぎこちない

リクライニングできるのはいいのですが、レバーの動作が全然スムーズじゃないです。

私が購入した個体だけかも知れませんが。

リクライニングは、座板の右側にあるレバーでロックを解除し、背中を預ける力で背板を望みの角度まで傾けてからレバーを戻してロックするという、まあよくある仕様なんですが、ロック解除はともかく、解除後に背板を傾けている最中やレバーを戻す際に、「ガキッ、ガキッ」と尋常でない音が鳴ります。

何か機構的に壊れているのではないかという不安を覚える音ですね。

レバーを戻してロックすれば、安定性等には全く問題ないのですが、リクライニングの度に毎回そんな感じなのでヒヤヒヤするし、いかにもMADE IN CHINAという感じがします。

1年後か2年後か、どこかポキっとパーツが折れて使えなくなるんじゃないの、コレ。

まぁ、大した値段じゃないんで買い替えろって事なんでしょうが・・・。

また、背板の傾きも「最大135度まで」というのはいいとして、アナログではなくデジタルに切り替わっているようです。

どういう事かと言うと、ギアを変えるかのように10度ぐらいずつしか傾きが調整できません。

ここがもっと高級品のようにススーッとアナログに動作すれば言う事は無いのですが、最も廉価なモデルで3万円を切るという値段を鑑みればしょうがないのかも知れません。

結論 この値段でこの性能なら断然「買い」

キングサイズになるとそれなりのお値段がしますが、3万~4万で買える椅子でこのちゃんとした造りというのは貴重だと思います。

この値段だと、見た目だけそれっぽくして、うそ臭いキャッチコピーを並べ立て、実際椅子としての機能なんてまるで考えていないものが殆どですからねぇ。

今の椅子に不満を持っていて、これぐらいの額を出せるのであれば、かなりオススメの商品です。

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