イタリア旅行記(2019)~③フィレンツェからピサの斜塔を上りに行く、ジョットの鐘楼もついでに

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今年はフィレンツェに宿泊して観光し、ピサにまで行ってきました。

実はピサの斜塔がイタリアにある事すら知りませんでした。

ピサの斜塔

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フィレンツェから観光バスでピサへ

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から出ている観光バスのツアーがあり、それでピサまで行きました。

ツアーとは言っても、道中の景色についてバスガイドが何やら英語で解説してくれているだけで、ピサについたら帰りの時刻までは放置されるタイプです。

フィレンツェのすぐ近所かと思いきや、フィレンツェを出て延々田舎の田園風景の中をひた走ります。

道中の地方はブドウ農園や輸出用の花が有名らしいです(それっぽい事をガイドさんが言ってましたので)。

これも知らなかったのですが、フィレンツェは「ピノキオ」の作者の出身地らしく、観光バスでピサまで行く道のりで何度か「ピノキオ」の看板を見かけました。その際にガイドさんが何か言ってましたので、きっとピノキオゆかりの地だったんでしょう。

そう言われてみるとフィレンツェの土産物屋には必ずピノキオ人形が置いてあります。

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ガンスリ的にはピノッキオと言えばナイフ使いの凄腕暗殺者ですね。

バスで1時間半ぐらい移動すると、都会のフィレンツェとはうって変わって田舎の閑静な住宅地に辿り着きます。

ピサと言うと私もこの有名な塔ぐらいしか知りませんでしたが、住宅地の真っただ中の物凄く広大な敷地に、巨大な教会と洗礼堂、墓地、修道院がセットがデーンと並んでいて、イタリアでは何度も見た典型的なドゥオモ(その地の代表的な教会)の構成でした。

この傾いている塔は、実は教会の鐘楼だったんですね。

ここは「カンポ・ディ・ミラコリ広場」という名前で、邦訳だと「奇跡の広場」になります。

英語ではこの広場の事を「Miracle Square」と呼んでいますので、ガイドさんが英語で「gate of miracle square」と言ったら、それはこの広場の入り口にあたる門の事です。

塔に登るにはチケットが必要で、時間も決められている

塔ですが、入場料を払うと頂上まで登ることができます。

チケットは事前にWebで予約ができるので、予約しておいた方が良いでしょう。

現地でも買えますが、1回の入場者数には制限があるため、せっかく来たのにチケットが取れなくて登れない、とかなると悲しいですから。

世界遺産という事もあり、塔に入る時間もキッチリ決められています。

Webで予約した場合、チケットの予約券を印刷して持っていくだけで中に入れるのですが、この予約券には「訪問時間は35分ぐらいかかる」と書かれています。

ゆっくり上って景色を堪能し、降りてくるのにかかる時間って事ですね。

35分で追い出される、って事はありませんでしたが、フィレンツェへ帰るバスの時間もありますし、そんなに長く塔の中にいるものでもありません。

塔の頂上までは狭いらせん階段を249段上ります。エレベータはありません。

高さは55mだそうです。

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ごらんの通り人がすれ違うには壁に張り付かなければなりません。

大理石の階段は長年の訪問客によってボッコボコに磨り減り、滑って足を踏み外しそうで怖いです。まぁこの手の鐘楼はどこもこんな感じの何かの修行めいた階段なんですが。

階段を上るのはかなり疲れますが、サンピエトロ寺院のキューポラやフィレンツェの「ジョットの鐘楼」に比べたら全然楽です。

ただ、傾いている塔の中のらせん階段ですので、上るにつれて重心が右にいったり左にいったりします。

疲れるんですが、ちょっと面白い体験でした。

上る前は、階段を上って景色見て降りてくるのに35分程度で足りる?と不安だったんですが、全然充分です。

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塔の頂上から聖堂を見下ろしたところ。

地平線が思いっきり傾いているのは塔が傾いているからです。

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「カンポ・ディ・ミラコリ広場」を見下ろしたところ。

下の細長い建物は元修道院で、病院だったそうです。

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降りてきたところ。

地軸に対する傾きが分かるようになっています。

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上を見上げたところ。がらんどうなんですね。

塔に上る際の注意点

時間厳守

予約時間の最低15分前には塔の入り口前の行列に並んでおきましょう。

あまり早過ぎる時間に並んでも、30分間隔ぐらいの入れ替え制ですので前回の人が並んでいます。

20分前ぐらいで丁度良かったです。

大きな鞄を提げては入れません

保安上の理由と、階段が狭いせいでしょう。

荷物が大きい場合は事前に手荷物預かり所に預けておかなければなりません。

サコッシュやハンドバッグ程度なら大丈夫です。カメラもOK。

デカいショルダーバックやバックパックを背負ったままの人は、列に並んでいる最中に係員に「アッチに預けてこい」と列を追い出されます。

ボディチェックあり

塔に入る直前に、一人ひとりボディの金属チェックと鞄チェックがあります。

スマホとかカメラとか、引っ掛かるものは鞄にまとめておきましょう。

ボディチェックは棒状のセンサーで上半身を探る簡易的なものです。

これもイタリアの観光地ではおなじみですので、服のポケットに小銭とか入れておかないように。

ベルト、腕時計程度なら大丈夫です。

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斜塔の入り口です。ボディチェックが済んだ人から通してもらえます。

ピサ大聖堂 Piazza del Duomo

塔に上るチケットには大聖堂の中に入るチケットも付いてきます。

この広場の建物に入るには流石に全てチケットが必要です。

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まぁいつもの柱廊ですね。

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こちらは有名な説教壇。ジョヴァンニ・ピサーノ作だそうで。

みんな基部の彫刻を写真に撮っていますが、この上が説教壇ですね。

説教壇の手すりにあたる部分に凄く細かい彫刻が彫られており、聖書の逸話が表現されています。

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祭壇のあたりはまぁ、いつも通りという感じ。

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ピサの守護聖人「聖ラニエリ」の遺体(ミイラ)が、透明なケースで公開されています。

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こちらはどなたか分からないのですが、よくよく眼を凝らしてみると中にドクロが納められています。

ジョットの鐘楼に上る覚悟はできているか?

フィレンツェに戻ってきました。

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フィレンツェのドゥオモ(その地の代表的な教会)であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ですが、1人10ユーロ程度の入場料を払うと「ジョットの鐘楼」を上ることができます。

聖堂じたいは以前訪れた時に中を見学したのですが、鐘楼は上っていなかったので今回上ってみました。

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高さは84m、階段は414段だそうです。

せっかくだからと上ったのですが大いに後悔しました。めちゃくちゃキツイです。

この手の鐘楼ではおなじみの狭い螺旋階段なんですが、とにかく段数が多い!

しかもこの塔、地上から屋上まで5層にレベルが分かれていて、それぞれの階層に踊り場があります。

観光客がぐったりと座っているので「ふう、やっと頂上に着いたか・・・」と思ったら、脇のほっそーい通路からさらに上へ向かう階段が目に入り、ギョッとします。

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で、それをしばらく上るとまた踊り場があり、観光客がぐったりと座っています。

「今度こそ頂上やろ」と思って脇をフッと見るとまたほっそーい階段が上に伸びている。

で、それをしばらく上るとまた踊り場があり、観光客がぐったりと座っています。

息も絶え絶えで「もう、ゴールしてもいいよね」と言って永遠に休もうとしたら、視界の端にはまだ上に伸びる階段が・・・。

これを4回繰り返してやっと頂上に着きました。

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最初の踊り場(2層目)からの視点。

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3層目からの視点

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ハイ4層目!

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ようやく屋上ッス。

イヤ、ホント辛いよコレ。

上のレベルに行くほど観光客が減っていくのが過酷さを物語っています。

バチカンのサンピエトロ寺院のクーポラは高さ120mなので、このジョットの鐘楼の1.5倍の高さなんですが、割増料金を払うと途中までエレベータに乗る事ができます。

このエレベーターコースだと登らなければいけない階段は320段に減りますが、それでも去年このクーポラに上った時は結構辛かったです。

ジョットの鐘楼は414段の階段と、中間地点を設けることで「終点だと思った?残念、まだ続きがありますw」と心を折りにくる演出のせいで、サンピエトロ寺院のクーポラより断然疲れました。

「サンピエトロ寺院のクーポラを上れたんだから大丈夫でしょ」と舐めてかかっちゃいましたが、大後悔でした。

頂上からの眺めは確かに絶景で、フィレンツェの街並みが一望できます。

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ですが、私は二度ともうこの鐘楼には上りたくないです。ごめんこうむる。


今回はこのへんで

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